創作系の新年の目標が2月までに消えてしまうのは、「予定」ではなく「なりたい自分」として掲げられているからです。「絵を描く人になりたい」には、次にやることが含まれていません。「木曜の夜、キッチンを片づけたあとに1時間」なら含まれています。
数字油絵は、この考え方にほとんどどの趣味よりも合っています。続けにくくなる2つの迷い、つまり何を描くか、どの色をどこに塗るかがなくなるからです。残るのは、その1時間だけです。
キャンバス1枚に実際にかかる時間
16×20インチ、24色のキャンバスは、たいていの人で6〜9時間かかります。週1回の夜なら2か月、週2回なら1か月です。同じサイズで48色になると15時間近くかかります。区画が小さくなり、筆を洗う回数も増えるからです。
ですから、最初に決めるのは絵柄ではなく色数です。初めての1枚には24色をおすすめします。色数が多いほど絵は良くなりますが、続けるための目標としては難しくなります。
続けられる1年目の進め方
ゼロから始める人が1年で4枚仕上げるのは、現実的な目標です。順番が大切です。
- 1枚目は、大きな形が中心でぼかしのないもの。Canyonland MonolithsかDesert Cactus Sunsetです。題材と格闘せずに、塗り方の基本を身につけられます。
- 2枚目は、無地の背景に動物が1匹いるもの。Wildland WolfかPink Flamingoです。細い筆をきれいに保つコツをここで覚えます。
- 3枚目は、グラデーションのあるもの。Seascapeコレクションの夕焼けならどれでも構いません。このスキルが、描いたように見えるキャンバスと、ただ塗りつぶしたように見えるキャンバスを分けます。
- 4枚目は、1月に本当に描きたかったもの。色数は48色です。
この順番で進めるかどうかが、4枚を完成させるか、1枚で投げ出すかの分かれ目になります。
最初の20分で済む環境づくり
片づけなくてよい折りたたみテーブル、水を入れた容器、キッチンペーパー、そして頭上ではなく横に置いたライト。ライトを横に置くと、印刷された数字が斜めから見えて確認しやすくなります。やめてしまう理由でいちばん多いのは、毎回10分かけて準備するせいで、1時間が始まらないことです。
キャンバスは出しっぱなしにしておきましょう。作業のたびにしまうキットは、しまったままになります。
仕上がりを左右する3つの習慣
明るい色は、厚塗りを1回ではなく、薄塗りを2回重ねます。1回塗りだと、斜めから見たときに印刷された数字が透けて、写真にも写ってしまいます。
絵の具のポットはしっかり閉めてください。アクリル絵の具はポットの中で乾きます。ふたが緩いまま3週間置いたキットでは、いちばん明るい色から先にだめになり、それはいちばん多く使う色でもあります。
右利きなら左上から右下へ、左利きなら逆の順に塗ると、手が濡れた絵の具に触れません。言われてみれば当たり前ですが、失敗したキャンバスの多くはこれが原因です。
1月に買うもの
Beginner Friendlyには63種類のキットがあります。おすすめは、24色の16×20インチ($24.95)です。12×12インチ($19.95)は安いものの、難しくなります。筆の太さよりも区画のほうが早く小さくなるからです。
2つ同時に買うのも検討する価値があります。「2つ買うと1つ無料」が自動で適用され、年間3枚目のキャンバスがまかなえます。1枚目を終えたときに次の1枚が引き出しに入っていることが、習慣を保つ助けになります。
どのキットにも、キャンバス、番号つきアクリル絵の具、筆3本、印刷された見本が入っています。アメリカ、カナダ、イギリス、EU、オーストラリア、ニュージーランドへは最低購入額なしで送料無料です。印刷に1〜3営業日、配送に7〜15日かかります。30日間保証では、返送料は前払いで、元の送料を含む全額が返金されます。
最初の1枚がうまくいかなくても、それは判定ではなく、ひとつの情報です。よくある失敗はどれも取り返せますし、塗る順番を見直すだけで、その半分ほどは解決します。























